【やってみればわかる】

今年、「チャイルドコーチングアドバイザ
ー資格取得講座」という通信教育講座テキ
ストの監修をさせていただきました。通信
教育でコーチングを習得するには限界があ
るとは思いますが、なかなか集合研修に参
加しにくい昨今、このような学びの機会が
あってもよいのではと感じています。

受講者の方から、折々にご質問が届けられ、
それに回答を返すのも監修者の仕事なので
すが、様々なご質問が寄せられ、非常に興
味深く、こちらも大変勉強になります。と
同時に、このようなご質問が思いのほか多
く寄せられ、少々もどかしい気持ちになっ
たりもしています。

「この言葉を伝えても、中には反発を感じ
る子どももいると思うのですが、そんな時
はどう対応したらよいのでしょうか?」
「この言葉かけの例を、子どもに言ったら
プレッシャーを感じてしまいそうで怖いの
ですが、大丈夫でしょうか?」

いずれも、実践してみる前から、「こうし
たらこうなるのでは?」とリスクを考え、
実践をためらっている段階でのご質問です。
確かに、様々なタイプの子どもがいるので、
テキストに書かれている実践例がすべて理
論通りにいくわけではありませんが、「一
度試してみてからまた考えてみませんか?」
と思ってしまいます。

とはいえ、私自身もコーチングを学び始め
た頃は、同じような気持ちだったことを思
い出します。「正しいやり方を完璧にマス
ターして失敗しないようにやらなければな
らない」という気持ちがあり、試しにやっ
てみることがとても苦手でした。やったこ
とがないことをやる前から、うまくいかな
かった時のことを考えて腰が重くなってし
まうタイプでした。

ところが、コーチングを実践すればするほ
ど、「やってみればわかる」ということが
理解できるようになってきました。「最初
からうまくいかないくてもいい。でも、や
ってみたら案外うまくいくかもしれない。
それもやってみないとわからない。たとえ、
意図通りの結果が得られなかったとしても、
やってみた体験をもとに、次はどうすれば
いいのかを考えて、またやってみたらいい」
と思えるようになって、ずいぶん楽になり
ました。やらないといつまでもわからない
ままなので、よけいに怖いのです。

そんなことも、コーチングを学んでいただ
いている皆さんにもっとお伝えしていけた
らと、質問回答を作成しながら強く思うこ
の頃です。

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