【答えはメンバーの中にある】

ようやく全国的に緊急事態宣言が解除され

ましたが、いきなり集合研修再開というの

も難しく、オンラインによるコーチング研

修が続いています。回を重ねるごとに、要

領がつかめ、進化していることが感じられ

ます。これまでの集合研修以上の達成感も

も得られるようになってきました。また、

オンラインだからこそのメリットも大いに

感じています。

 

例えば、チャット機能の活用です。30名

の集合研修で、全員の考えを一人ずつ聴

いていくのには、ものすごく時間がかか

ります。ところが、こちらから、

「部下と信頼関係を築くために、日頃、

どんな工夫をしていますか?チャットに

書いて送ってください」と投げかけると、

数分後には、各々が打ち込んだ文字がパ

ソコン画面上に現れ、全員で共有するこ

とができます。

 

これはとても便利です。話し言葉だと一

瞬で消えてしまう内容が、チャットだと

文字に残ります。皆さんも、話す時より

も要点を絞って、端的に文章化してくだ

さるので、ポイントが掴みやすくなりま

す。一方通行で受け身になりがちな研修

も、こうしてアウトプットを求めること

で参加型になります。何よりも、数分程

で大勢のアイディアを集め、瞬時に共有

できる機会は、これまでの日常ではそう

そうなかったことのように思います。

 

チャットにあがるコメントを見ていると、

こちらも参考になることばかりです。選

択肢が増えます。参加者のご感想の中に、

「直接会う研修よりも、チャットのほう

がすごく学べました」というものがあり、

それはそれでやや複雑な気分にもなりま

すが、参加者の満足度も高いようです。

これは、オンライン研修をやってみて体

感できたことで、本当にやってよかった

なと思います。

 

「コーチングを継続し続けるにはどうし

たらよいでしょうか?」、「モチベーシ

ョンを維持するにはどうしたらよいでし

ょうか?」といった質問に対して、講師

側が解説しなくても、チャットを通して、

皆さんの中から答えがどんどん出てくる

様子には感動します。問いかけてみると、

「答えはやっぱり各々の中にあるんだな」

と実感します。

 

もちろん、すべての答えが、すべての人

に当てはまり、意図通りの結果につなが

る効果的な答えとは限らないかもしれま

せん。しかし、選択肢の一つとして、試

してみる価値は大いにあります。これも

やってみなければわからないことです。

 

今後も、オンラインによるミーティング

や会議が続くという方もいらっしゃるか

と思います。「答えはメンバーの中にあ

る」と信じて、チャット機能も大いに活

用されてみてはいかがでしょうか。質問

を投げかけて返してもらう。これもコー

チング実践の一つの方法です。案外、リ

アルの会議よりも良いアイディアがたく

さん出てくるような気がします。

 

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