【未来の教員の役割】

先日、二人の現役の教育大生が、オランダ

の教育現場に視察に行ってきたというので、

その報告会の開催をお手伝いしました。以

前、彼らの大学で私がやらせていただいた

コーチング講座を受講したことがきっかけ

で、コーチングとコーチングがベースにあ

るオランダの教育に興味を持ち、実際に、

現地まで視察に出かけてしまいました。

 

それだけでもすばらしい行動力なのですが、

特筆すべきは、渡航資金が足りない分をク

ラウドファンディングという方法によって

補ったという点です。「将来、教員を目指

している自分たちが、これからの日本に必

要な教育をオランダに学びに行き、必ず、

日本に還元する!」とインターネット上で

発信し、多くの人の心を動かすことで、充

分過ぎる支援を引き出しました。もう、

「お金がないから夢を叶えられない」とい

う時代ではないんだなと教えられました。

 

報告会では、「一斉授業ではなく、個に合

わせた教育」や「正解のない問いで子ども

たちの考える力を引き出す教育」のすばら

しさ等についての報告があり、さらに、日

本の教育現場では、どのような応用が可能

かについての提案もありました。その場に

集まった多く大人、学生、子どもたちが非

常に触発される内容でした。これからの日

本の教育を担っていく若者の提言に、未来

への希望が感じられました。

 

すでに、知識や情報は、インターネットで

検索すれば、瞬時に手に入る時代です。既

存の知識を教わる時代ではなくなりました。

これらの知識を使って、自分は何をやりた

いのかを自分で考え、見つけ、それを実現

していく力が求められます。ですから、未

来の教員の役割も、単に、知識を教える人

ではなく、子どもから「やってみよう!」

という気持ちを引き出す人へと変わってい

く必要があるのではないか、そのために、

コーチングが非常に重要であるとの提言に

私も大いに勇気づけられました。

 

彼らのように、自分がやりたいことを実現

するために周囲を巻き込み、自らの発信と

行動によって、人を動機づけていく、そん

な先生が日本の教育現場にどんどん増えて

いくことを期待します。そして、そのため

に、私自身もまた、コーチングをいっそう

広く伝え続けていこうと心に誓いました。

 

 

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