【「理解者」がいることの心強さ】

新年度が始まり、新入社員研修が一段落し

ました。今年も、全国各地で、多くの新入

社員の皆さんとご一緒しましたが、年々、

「優秀な皆さんだなぁ」と感じ入ります。

最近は、高卒の皆さんも非常に意識が高く、

最初からしっかりとコミュケーションがと

れますので、大卒の皆さんとの区別がつき

にくくなってきました。

 

 

「しっかりしているなぁ」と感じる一方で、

個人的に話をしていると、急に「これから

先のことが不安で・・・」と、涙をこぼす

新入社員もいます。「しっかりしているよ

うに見えて、案外もろいんだなぁ」と驚か

されます。

「すみません。聴いてもらえて、スッキリ

しました。入社して早々、こんなことは会

社の人には言えませんので、先生にわかっ

てもらえただけで、またがんばれそうです」

と言って帰っていきました。

 

 

きっと、職場にも、気持ちをわかってくれ

る上司、先輩はいると思いますが、いきな

り、弱音を吐いてはいけないと思ってしま

うのでしょう。これからも、溜め込み過ぎ

ず、誰かに話してほしいなと思うと同時に、

現場でも、このような新人に対して、「最

近の若者はメンタルが弱過ぎる」と片付け

ず、受けとってあげてほしいと感じます。

 

 

新人ではありませんが、私のコーチングを

もう10年以上にわたって受けてくださっ

ている方がいます。最近は、私が何か質問

を投げかけるということもほとんどなく、

ただ、この人の話を聴いているだけです。

日々、現場では、様々なことが起きます。

自分が良かれと思ってやったことが批判さ

れたり、決して間違っていないと思ってや

っていることでも、結果がなかなか出なか

ったりします。

 

 

そんな話を、ただ受けとりながら、聴いて

いるだけなのですが、この時間は欠かせな

いとのことで、もう10年以上、定期的に、

継続していただいています。この人が、あ

る時、こうおっしゃいました。

「理解者が一人でもいるっていいですね。

くじけそうになっても、がんばり続けられ

ますね」。

コーチという存在もその一人だとおっしゃ

っていただきましたが、職場で、そのよう

な理解者がいてくれることで、救われてい

ることがあるそうです。

 

 

新入社員、経営者に限らず、自分の気持ち

をただ受けとりながら聴いてくれて、「私

はあなたの味方だよ。応援しているよ」と

いう人がいてくれたら、どんなに心強いで

しょうか。そんなことをあらためて感じた

年度初めでした。

 

 

 

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