【日本の職場で流行らせたい言葉】

この冬は、平昌オリンピックでの日本代表

選手の活躍に、感動を覚える毎日でした。

特に、今回は、北海道出身選手の躍進も、

いっそうきわ立ち、北海道内も大いに盛り

上がったように思います。

 

 

そんな中で、思いがけないところで注目を

集めたのがカーリング女子、LS北見チー

ムの北海道弁。「かわいい」、「癒される」

という声が多く聞かれました。真剣勝負に

おいても、心和むやりとりに、確かに、ひ

きつけられるものがありました。

 

 

職業柄、LS北見の皆さんのやりとりを、

つい、分析してしまう私ですが、否定的な

言葉や相手を責めるような言い方がまった

くないことが、まず、聞いている人の心を

掴んだ一つの要因ではないかと感じました。

 

 

にわか、脚光を浴びた「そだね」という方

言ですが、これは、どんな言葉に対しても、

いったん「YES」で受けとるというコミ

ュニケーションと言えるでしょう。

「こっちかい?」という問いかけに対して、

「そだね。したっけ(それじゃあ)、こう

したら?」と、いったん受けとった上で、

自分の意見は「提案」という形で伝え合う

ことで作戦会議が展開していきます。その

ことによって、チーム内の空気がピリピリ

することもなく、共通のゴールに向かっ

て、前向きに皆が考え、動いていきます。

 

 

試合に集中している選手の皆さんは、そん

なコミュニケーションの効果まで考えて、

意識的に話しているわけではないでしょう。

自然と口をついて出てきている日常的な言

葉だと思うのですが、このようなコミュニ

ケーションが、日頃から、自然と交わされ

ているチーム環境に感動しました。

 

 

日頃、全国で、さまざまな企業様にうかが

って、研修をさせていただきます。

「もっと、どんな職場になればいいと思い

ますか?」という問いかけに、業種、職種

を問わず、共通して出てくるキーワードが

あります。「何でも言い合える職場」とい

う言葉です。「ものが言いやすい職場」で

あることは、メンバーの意欲を高め、生産

性を高める上で、とても重要な要素と言え

ます。

 

 

「ダメだよ、それでは」とか、「そうじゃ

なくて」といった相手の発言を否定する言

葉ではなく、いったん「YES」で受けと

る言葉「そだね」が、今後、全国の職場で

流行ってほしいなと、個人的に強く感じた

平昌オリンピックでした。

 

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