【事実は一つ、解釈は無限】

この時期の恒例行事となっている白井一幸さんのトークライブに、今年もご一緒させ

ていただきました。今年で、北海道日本ハムファイターズを退団されることとなり、

選手として12年、コーチとして12年、ファイターズの一員として過ごされた過程をふ

りかえりながら、今後の夢についても、楽しくお話しいただきました。

 

今年は、リーグ5位という結果で、成績はあまりふるわず、来てくださるお客様の反

応はどうなのだろう?と思ったりもしたのですが、午前の部、午後の部、合わせて、

500名以上の皆様にあたたかく迎えていただきました。

  

また、こう言っては何ですが、なかなか良いところがなかった今シーズンを白井さん

はどんな言葉でふりかえられるのだろう?

と多少の心配もありました。しかし、いつものことながら、それらは、まったく私の

杞憂に終わり、終始、皆さんを大いに笑わせ、元気づけてくださいました。

 

白井さんのこの人間的魅力とエネルギーはいったいどこから来るのだろう?といつも

感動します。当日、控室でお話をしていた時に、白井さんからこんなお話が出ました。

「事実は一つだけど、解釈は自分しだいで、どうにでもなるものでしょう。これ、すご

く大事なことだと思うんです」。この言葉には、私も大いに共感するところがあり、

「なるほど!ここに、白井さんの魅力があるのではないか!」と思ったしだいです。

 

 意図通りの結果が得られなかった時に、事実を変えることはできませんが、それをど

う捉え、どう活かすかは、自分しだいです。

絶望し、自己卑下し、あきらめるのか。学びを見出し、次のステップへとつなげるの

か。通産24年間のファイターズ生活の中で、白井さんはきっと、このような場では、決

して語られることはない辛さや悔しさも体験してこられたことと思います。それらを

都度、自分を活かし、力づけるよう解釈してこられたからこその魅力なのだと感じま

した。

 

 折々に、「白井さんだったら、こんな時にどう考え、どう行動されるのだろう?」と

考えてみると、私もコーチとしてのあり方を正され、ぶれない自分を見つけることが

できます。思い通りにいかないことに直面したり、想定外のトラブルに遭遇したりし

た時に、「事実は一つ、解釈は無限」の言葉を思い出し、白井さんのように、笑い話

として爽やかに語れたらと思います。

 

 

今年も良い機会をいただき、まことにありがとうございました。

白井さんのいっそうのご活躍を心からお祈りしています。

 

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