【コントロールできるのは自分だけ】

あけましておめでとうございます。
早いもので、また新しい年が始まりました。今
年も、真に機能するコーチングの効果と可能性
について、お伝えしていきたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、新年の話題は、やはり、これです。最近、
年末の恒例行事となっている白井一幸さん(北
海道日本ハムファイターズ・コーチ)のトーク
ショーのお話です。シーズンオフの楽しみにさ
れているファンも多いようで、昨年末も、多く
の方がいらしていました。有り難いことに、私
にとっては、年に一度、間近にお会いして、コ
ーチのあり方に触れられるとても貴重な機会と
なっています。業界は違いますが、白井コーチ
からは、毎回、ぶれない「コーチの軸」を教え
ていただいています。

「何度言っても、相手が変わらないのは、自分
の伝え方がまずいということ」
「自分が判断ミスをしてしまったら、自分から
先に選手に謝りに行く」
「苦手な相手は、自分自身を一番鍛えてくれる
感謝すべき存在」
「最近の若い者が挨拶をしないのなら、こちら
から先に挨拶をすればいい」

一貫してぶれないこの姿勢に、コーチとしての
あり方を感じます。結果が出ないことを絶対に
相手(選手)のせいにしない。上から目線になら
ない。あきらめず、しつこく関わり続ける。相
手の可能性を信じる。そんな姿勢に触れた時に、
こちらも背筋が伸びるような気持ちになります。

「自分がコントロールできないことをくよくよ
考えていてもしょうがないので、自分がコント
ロールできることに一生懸命取り組む」という
お話もされていました。こういう人が職場でも、
もっと増えたら、お互いに建設的なコミュニケ
ーションが交わされ、仕事の質も上がっていく
ように思います。

「部下がこうしてくれないから」
「上司がこうだから」
と他責にしていては、何も変わりませんし、自
分のストレスも増すばかりです。相手をコント
ロールしようとするから疲れます。部下に気持
ちよく動いてもらうためには、自分がどう声を
かけたらよいのか。上司に納得してもらうため
には、自分がどう説明したらよいのか。「自分
がどうするのか」は、自分でコントロールでき
ることです。自分の行動、やり方、姿勢、あり
方を変えることで、相手が変わるということは
十分にあり得ます。自分をコントロールするこ
とで、コントロールできないと思っていたもの
さえ動き始めたりするのです。

単なるコミュニケーションスキルとしてのコー
チングではなく、このようなベースにある考え
方、あり方の部分を、今年ももっとお伝えして
いきたいと思っています。

白井コーチ、このたびも、ありがとうございま
した。

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