金融為替動向第160号 原油価格:米国シェールオイル動向を注視

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(資料)IMF、OPEC等資料より作成。

これまで先進国・新興国を問わず経済の下支えとなっていた原油価格が、昨年末頃からOPEC、非OPEC減産合意等で価格が強含み、1バレル50ドル台で推移している。40ドル台割れを懸念した減産とは異なり、価格引上げに向けた戦略となっている。この背景には、産油国の財政問題がある。主な産油国の財政均衡価格は50~100ドル前後である。一方で、価格の上昇は米国を中心とするシェールオイルの生産増に結びつく。とくに、トランプ政権はシェールオイルの規制緩和を明示しており、生産が本格化すれば原油価格にも影響を与える。

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